幼稚園や一部小学校ではお弁当作が必要ですよね。共働きだと特に、朝の忙しい時間帯に、お弁当も作らないといけないって結構大変です。(特に子供が寝坊助の場合は泣きそうなぐらい大変・・・)
我が家も幼稚園は水曜日以外、小学生組は週に数日、お弁当が必要な曜日がありますが、少し前までは母親がお弁当作りと子供の準備、父親が子供を起こして朝ごはんを作って食べさせてました。
ところが次女が小学校に入ってから、持ち物の確認や、髪の毛のセットなどで時間を取られるようになってしまったので、お弁当作りを父親にバトンタッチして、何とかやり過ごしてます。
ある日突然、お弁当作り交代という訳にもいかないので、少しずつ慣らしながら父親にバトンタッチしていったのでご紹介。
ちなみに、父親の料理スキルが壊滅的だとどうにもなりません。最低限、電子レンジで温めたり、野菜を切ってゆでたり、ウィンナー焼いたり、程度はできるという前提です。
ステップ1:お弁当以外の準備(期間:1週目~、節約時間:5分/子供1人)
お弁当といっても、お弁当だけじゃダメなんです。
お箸セット、お弁当袋、(場合によっては)前掛けやランチョンマット、コップ、お手拭きなど、お弁当以外に必要なものって、結構あります。
しかも、小学校/幼稚園だけでなく学年毎(担任の先生毎)に、必要なものが変わります。
これを理解してもらうために、まずは子供と必要なもののリストをつくりましょう。
こんな感じ
弁当 | お箸 | 弁当袋 | 前掛け | マット | コップ | おてふき | |
みー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
おー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
るー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
そして、リストを参考にして、お弁当完成後の準備をしてもらうようにします。
もちろん、リストだけ作って渡しても、いきなりはできないので、最初の数日はリストを確認しながら一緒に準備しましょう。
その後、1~2週間程度、お弁当以外の準備をしてもらえば、大体理解してもらえると思います。
多分、これだけでも子供1人あたり5分くらい節約できるはず。
ステップ2:お弁当のフタだけ閉めてもらう(期間:1週目~、節約時間:1~2分/子供1人)
我が家では、シリコンタイプのフタのお弁当箱を使ってます。
液漏れしない(ネボスケさん達は遅刻ギリギリに走って学校に行く・・・)し、食洗器でフタごと洗える(殺菌できるし、洗う手間も節約できる!!)ので結構オススメ。
これをピッチリしめるのが結構手間なのですが、ここで重要なのは、お弁当の詰め方や、分量をざっくり見てもらうことです。
材料だけ準備してあっても、おもちゃ箱のように放り込めば良い訳ではないので。一度見てると大分敷居が下がるはず。
このステップは、目的(詰め方を知る)が分かっていれば、1週間もあれば十分なはず。
ちなみに、我が家のお弁当箱は、スケーターのランチボックスです。
ステップ3:お弁当の1品だけ作ってもらう(期間:2週目~、節約時間:1~3分/おかず1品)
ここで少しハードルが上がるかもしれません。
お弁当の内容(アンド、父親の料理スキル)によりますが、定番かつ簡単なおかずを、1品だけ、準備してもらいましょう。
お弁当だと大変ということであれば、自然解凍できる冷凍食品を出す、果物をつめるだけ、ラップに包んでレンチンするだけ、程度のことから始めても良いかもしれません。
重要なのは、凝ったものや、いっぺんに2品、3品つくるのではなく、お弁当のおかずを準備するという行動です。
この時点で戦力にカウントしてはいけません。のんびりいきましょう。
定番おかずで毎日作っていれば、1週間ぐらいで慣れるでしょうか。
ステップ4:おかずのレパートリーを増やす(期間:3ないし4週目~、節約時間:1~5分/おかず1品)
1品つくれるようになれば、後はゴリ押し(w)です。
ただし、いきなり全部ではなく、2品、3品とレパートリーを増やしてもらう感じで。
父親のキャパシティを見つつ、レンジで温めるだけのおかずなどは、まとめて増やしても良いかもしれません。
ステップ5:おかずを詰めて、お弁当を完成させてもらう(期間:4ないし5週目~、節約時間:お弁当づくりにかかっていた時間!)
お弁当にいれるおかずの種類が増えたところで、お弁当に詰めていく部分もお願いしましょう。
彩りとかは余裕がでてからで良いと思います。
少し長いですが、6週間から、長くても2ヶ月ぐらいで、お弁当づくりをバトンタッチできるようになると思います。
ちなみに、現在我が家では、子供の好みに合わせて、ご飯・おかずの分量、内容を作り分けてます。
大事な(だと思う)こと
- 気長に
すぐできなくても、怒らないであげてください。褒めて伸ばす方がやる気もでて楽です。
- 多少のことには目をつむって、まかせる
子供の健康上の問題(アレルギーや食中毒など)が無い限り、作り方、詰め方、後片付けなど気に入らなくても口出しせずに、信じて任せましょう。冷凍食品多めでも大丈夫です。(我が家では冷凍食品の方が人気です・・・)
- 子供にもちゃんと伝えておく
お弁当を父親がつくって(手伝って)くれたことは、子供にもちゃんと伝えておきましょう。苦手なおかずでも子供が頑張って食べてくれるかも!さらに、子供から父親に感謝の言葉があると効果的です。
- あきらめも大切
向き、不向きがあるので、どうしてもバトンタッチできないこともあると思います。しばらく試してみて、無理だと思ったらあきらめも大切です。部分的バトンタッチで留めるか、他にバトンタッチできることがないか考えてみましょう。
ちょっと一工夫
お弁当は必要な曜日が決まっていることが多いと思います。曜日ごとにお弁当メニューを固定しておくと、作るものを考える必要が無くなって効率良いです。
朝の準備はお弁当だけではないですが、お互いにできる事を増やしておくと、お互いにストレスが減って上手くいくことが多いと思います。
子供と父親の共通の話題作りにも良いので、是非お試しください。