子供が小学校に入ると、それまで幼稚園や保育園で沢山の配布プリントに悩まされてきた人も、そうでない人も、ランドセル・教科書置き用のラックがあると、とっても便利です。
理由は以下の2つ。
・荷物の置き場所が固定になるので、モノが散らからない、無くならない、すぐ見つかる。
・子供が自分で荷物を整理、準備できるようになる。
最初に子供とどこに何を置くか決めておけば、どちらも思ったよりもすんなりいけるなので、新小学生に限らず準備しておくことをお勧めします。
子供にとっては、自分専用の場所がある（とくに我が家は三姉妹で共有の場所があるので・・・）ということは、小学生になった自覚、自尊心を高めるためにも有効な気がします。
子供用の学習机があれば良いのかもしれませんが、我が家は狭いので、一般的な事務机を使っています。
我が家の三姉妹の長女みーちゃんも、1年生の時は専用ラック無しで頑張ってみたのですが、ランドセル、教科書の他、文房具、プリントなど、学校がある期間はモノが増え続けるため、どうしても整理整頓がうまくいきませんでした。
ちゃんと前の日に荷物を準備しておけば良いのですが、疲れて準備をする前に寝てしまった日などに限って、朝の忙しい時間帯にあのプリントはどこだとか、体操着が見つからないとか大騒ぎになります。しかも学年が上がるごとに、授業の科目数も増えていきます。
ランドセルとかプリントとか、本人だけが独立で使える決まった収納場所が無いので、ランドセルも体操服も、カラーボックス脇につけたフックにかけておいたのですが、たまに次女や三女が何か掛けてたりすると、仕方なく床においてたりしてました。
これじゃあいかんと思い、周囲で評判の良いラックを聞いてみたのですが、材質や大きさ（もちろん値段も）にはいくつかのバリエーションがあるにしても、概ねこのような共通点があります。
1.ランドセル置き場がある
2.教科書を置く場所がある（縦置き利用）
3.プリントを置く場所がある（横置き利用）
4.引き出しがある
5.横にフックがある
6.キャスターで移動できる
それぞれ、いままで使ってきた感想も含めて簡単に説明をすると、
１．ランドセル置き場がある
これは説明するまでもありませんが、ランドセル置き場は必須です。
置いたまま開け閉めすることもあるので、ラックの最上段に横置き、縦置きの両方ができるタイプが良いでしょう。
もちろん、学校によってはランドセルではない場合もあると思いますので、そこは臨機応変に。
２．教科書を置く場所がある
教科毎に教科書・ノートを入れるため、少なくとも5つ程度に分かれていて、教科書などが縦置きができるものが便利です。
組み立て式で縦にも、横にもできるタイプもあり、お好みでも良いかもしれませんが、本を平積みしてしまうと取り出しにくかったり、間に挟まっているプリントが落ちたりするので、縦におけるタイプが良いと思います。
３．プリントを置く場所がある
小学校では各教科の宿題の他にも色々なプリントが配られます。
各教科のプリントは、縦置きスペースに置いた方が良いのですが、学校からのおしらせのプリント、後日提出しなければいけないプリントなど、不定期に配られるイレギュラーなプリントがあり、これらは結構厄介です。
単に親がファイリングしておしまいというものは良いのですが、後日提出が必要なもの、近いうちに再度使うものなど、直ぐに出せないと困る類のものがあります。
これらは枚数がある程度まとまればファイリングなりすれば良いのですが、必ずしもそうもいかないので、内容（〆切あり、イベントなどで近々利用、年間通じて参照etc.）で分けたクリアファイルなどを横向きに平積みできる場所があると結構便利です。
このスペースは使い道が人さまざまだと思うので、高さが変えられるタイプだと良いかもしれません。
４．引き出しがある
これ、何気に重要です。
子供が自分のものとして大事にしまっておきたいものが一つや二つありますし、分類に困る立体の製作物なんかがあると、ちょっとした収納スペースとして利用ができます。
うちの子はお気に入りの消しゴムや、自分専用の玩具などをしまっているようです。
勉強机があれば、特に必要ないかもしれません。
５．横にフックがある
体操着、上履きの袋、給食の割烹着など、棚に入らない袋系のものが結構あります。
左右2個ずつ、合計4個ぐらいあれば概ね事足りるのではないかと思います。
６．キャスターで移動できる。
部屋の模様替えや掃除のタイミングなど、移動したい局面がしばしばあります。
何だかんだ、キャスター付きだと動かすときに便利です。
結局のところ、我が家では組立式ですが、この商品を買って縦置き方向に組み立てて便利に使ってます。
お孫さんの小学校入学祝いなどにも良いかもしれません。